「you know」はとても頻繁に使われるもので、英語学習者にとって必ずマスターすべき表現と言えます。
しかし直訳すると「あなたは知っている」と言う意味に対して、文頭や文末、文中で唐突に出てくるのでわかりにくいと思います。
この記事では「you know」の使い方を5つに分けて解説していくので是非参考にしてください。
you knowの使い方
「~じゃん?」「ほら、あの」など相手が知っていると想定している表現!
- You know that restaurant we went to the other day?
(この前行ったレストランあるじゃん?) - Which restaurant is that?
(どこのレストランの事?) - You know, the restaurant named A.
(ほら、Aって言う名前のレストラン。)
「You know」を文の始めにを持ってくることで、日本語で言う「~じゃん?」と言う表現になります。
なので
「相手が知っていると言う事を前提に話す」
と言う場面で使う表現です。
また例文3の様に相手に思い出す様に促す表現も出来ます。
「えーっと」「あのー」など繋ぎとして使う!
- He can speak english, japanese, and you know, chinese.
(彼は英語と日本語と、えーと、中国語を話せるよ。)
この使い方をしているのはよく見かけるかと思います。
この表現方法を知らないと「You know(あなたは知っている)」が唐突に出てくるので、意味不明に感じる場面が多いかもしれません。
しかしこの場合は特に意味はなく、日本語で言う「えーっと」「あのー」などの役割をしています。
その為、言葉に詰まってしまった時や、次に話すことを思い出す時などに使える表現です。
ちなみにこの様な言葉と言葉の間を埋めるような使い方をする物を「filler(フィラー)」と呼びます。
ただしこの様な「filler(フィラー)」は使いすぎるとウザい印象を与えてしまいます。
例えとして日本語で極端な例を出してみると、
「私は英語を勉強しています。」
↓
「私は、えーと、英語を、あの、勉強しています。」
この様に途切れ途切れになって、じれったく感じませんか?
これは英語でも同じ事が言えるので使いすぎには気をつけましょう。
むしろ英語は日本語以上に簡潔に伝える事を重視する言語なので気を付けて下さい。
「~だよね」「じゃない?」「じゃね?」など同意を求める!
- We have to study english, you know.
(私たちは英語の勉強をしなければいけないね。) - But it’s a bother, you know?
(でも面倒じゃない?)
文末に「you know」を持ってくることで「~だよね」など同意や理解を求める表現にする事が出来ます。
ちなみにこの使い方の場合、肯定文と疑問文の両方で使う事が出来ます。
その為、内容によって疑問符を付け忘れない様に気をつけましょう。
「あのさ」「ねぇ聞いてよ」など呼び掛けて自分に注目させる使い方
- You know what? I was in big trouble yesterday.
(聞いてくれ、昨日大変な事になった。)
「you know what?」は内容を話す前に人へ呼びかける時に使える表現です。
その為、日本語で言う所の「あのさ」や「ねぇ聞いてよ」などに相当します。
「わかるだろ?」と相手に確認をする使い方!
- English is very difficult, you know what I mean?
(英語ってとても難しい。わかるよね?) - English is very difficult, you know what I’m saying?
(英語ってとても難しい。わかるよね?)
「You know what I mean?」
又は、
「You know what I’m saying?」
と言う形で「わかるだろ?」と言う表現をする事が出来ます。
なので自分が発言した事に対して
「わかってくれるよね?」
と同調を求める表現です。
使い方としては例文の様に伝えたい事の後ろに添えます。
ちなみに、
「You know what I mean?」と「You know what I’m saying?」
この二つはどちらを使っても全く同じ意味なので、好きな方を使うという考えで大丈夫です。